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水素吸引とは何か

高濃度水素を吸引すると水素が体内で悪玉活性酸素と結合し、酸化ストレスを軽減したり免疫力を向上させる効果が得られます。

水素

どういう治療?なのか

抗酸化物質は酸化ストレスを軽減させますが、善玉の活性酸素(筋トレが体に良い負荷を与えるのと同じイメージで活性酸素もすべて悪いわけではないのです)も抑制してしまうのが難点でした。水素は悪性活性酸素とのみ結合し、水になります(H++OH-=H2O)。悪い刺激は除去して良い刺激は残すイメージです。

比較図

これはどういう病気の役に立つのか

ほとんどの病気は酸化ストレスが関与して発生します。したがってあらゆる病気に対して水素吸引は一定の効果が得られます。具体的に黄斑変性や緑内障といった慢性疾患の進行予防に効果を発揮します。また水素には事前に投与することで炎症を予防する効能もあります。この予防医療への応用に着目して、眼科手術前に水素吸引を行うことで炎症・浸潤反応を最小限にすることが可能となります。

予防医療のチャート

誰にどういう使い方をするのか

加齢黄斑変性、糖尿病網膜症、緑内障などの慢性疾患に罹患していて病気の進行を遅くしたい方、これから眼科手術(白内障など)を受ける予定の方たちが対象です。慢性疾患なら週2回程度の使用が推奨されます。手術前の投与では直前と直後に1回ずつ使用することを推奨します。

危険性安全性副作用合併症

大学に在籍した際に水素点眼を実際に作成して水素の副作用を調べましたが、一切の副作用効果は認めず安全な物質であると考えます。

費用面

1回2500円で15~20分程度水素を摂取します。
水素を摂取すると3日ほど空けることが好ましいため、1ヶ月に8回ほどの水素治療が推奨となります。当院では8回水素治療を受けることができるチケット制も導入しております。

水素機械

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広尾ありま眼科ではどういう人にお勧めしていますか

上述しました慢性疾患(緑内障、加齢黄斑変性、糖尿病網膜症)や眼科手術をこれから受ける方が良い対象です。すべての病気に対して効果が認められるので全員にお勧めできます。

どういう流れの治療になりますか

カウンセリングから入り、治療のゴールを確認して、それに併せて水素吸引の回数や摂取タイミングを相談してスケジューリングします。
実際の治療日は専用の椅子に座って15~20分ほどリラックスして水素を吸引いただきます。

当院では国内初となる水素を眼組織へ特化した水素吸入器である「水素ゴーグル」を導入しております。
詳しくはスタッフまでお問い合わせください。

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有馬院長の水素治療の実績

2007年に日本から始まった水素医学は現在世界中で革新的な治療法として普及し始めています。私自身、大学に在籍していた頃に高濃度水素を用いた実験を行っていました。研究成果として水素は直接的に酸化ストレスを抑制するだけでなく、あらかじめ摂取すると予防医療として炎症を抑えることを証明してきました。

これらの成果を臨床の現場に還元するならば、眼科手術で発生する炎症浸潤を最小限に抑えることが可能となります。また有効な治療法がない慢性疾患に対しても水素吸引が進行を遅らせる・症状を緩和させる可能性が高いです。大学時代に行った臨床研究において、白内障手術に使用する灌流水に高濃度水素を付加すると術後炎症で減少する角膜内皮細胞を抑えることを示しました。残念ながら保険医療としての認定は未だですが、いち早く最先端の医療をお届けして患者さんの福音となれるなら幸いです。

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