ICLとレーシックの違いはなんですか
レーシックは角膜を削って近視を治しますが。ICL手術では角膜を削らずに眼内にレンズを入れることで近視を治療します。レーシックでは一度削った角膜は元に戻りませんが、ICLの眼内レンズは後々に取り出すことも可能です。
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目の中(水晶体の上)に眼内レンズを入れることで近視を治療し、裸眼視力を向上させる手術です。
レーシックは角膜を削って近視を治しますが。ICL手術では角膜を削らずに眼内にレンズを入れることで近視を治療します。レーシックでは一度削った角膜は元に戻りませんが、ICLの眼内レンズは後々に取り出すことも可能です。
ICL手術もレーシックも共に完成度の高い手術で安全に施行できます。ICL手術は白内障手術に似た手術工程であるため、白内障手術の件数を行っている医師がより安全にできる可能性は高いです。
基本的に眼内レンズの寿命は永遠であり経年劣化はしないです。
滅多に起こらないですがICLの課題点としてサイズミスマッチがあります。眼内レンズの大きさを術前検査で予測して挿入しますが、サイズ不一致により大きすぎると虹彩が圧迫されて眼圧が上昇して緑内障を併発し、小さすぎると水晶体に接触して白内障を引き起こす可能性があります。
上述の通り、レンズサイズが不適切であると緑内障や白内障になりやすいです。これらの合併症を引き起こさないためにサイズ不一致しないように各種計算プラグラムが開発されてきております。
ICLの適応年齢は18歳~45歳ほどです。上限に関しては明確な規定はないです。今後、多焦点タイプのICLが普及してきたら年齢上限は上がってくる可能性が高いです。
眼内疾患(緑内障や網膜剥離など)や全身疾患(自己免疫疾患や糖尿病)のある方は積極的に推奨できません。
一般的に両眼で50~70万前後が相場となります。
眼鏡やコンタクトレンズをなるべく使用したくない方で裸眼視力を向上させたい方に推奨しております。災害時などにおいて裸眼視力の確保は大変重要であり、有事に備えてどんな時も裸眼で見えるようにしておくことを望まれる方に積極的にお勧めします。
まず目薬の麻酔を点眼して、痛みを感じなくします。その後に3mm程度の切開層を作り、眼内レンズを入れて目の中を洗って終了となります。手術時間は5~10分程度で治療可能です。手術後は眼帯をして帰宅します。
関連病院でICL治療実績があります。ICL手術に似た手術である白内障手術に関しては年1000件ペース(関連病院も含む)で執刀しております。ICL手術では白内障手術と違って正常組織(角膜、水晶体)をなるべく手術器具と接触せずに執刀する必要があります。眼内操作を安全に行い、最大限に痛みを感じずに治療完了できるように心がけます。